本当に感染爆発してる? データをよく見て自分の頭で考えてみましょう。 

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この一年半以上、連日報道されている日々の感染者数。「減った」「増えた」ばかり報道し、データ分析が全くないことには非常に違和感を感じますが、特にここ数日は全国で一日1万人以上の感染が続き、ついに2万人をも超えてしまったため、不安に思っている人も多くいられるように思います。ですが、1日に2万人の感染者が出たことが本当に危険なことなのか?。僕は「一旦冷静になってみて、よーく考えてみた方が良いですよ」と多くの方に言いたいです。

なぜそんなことを言うか。それは感染者の割合を、日本の人口と感染者数から計算してみた時に明らかに「?????」と思う数値が出てくるからです。それはじっさい計算してみればわかります。

 

感染者数の割合を計算 すると驚きの数値が・・・・

まず日本の人口は約1億2千万人。

 

計算しやすいようにここでは1億人としておきます。

 

そして、感染者数も計算しやすいように一旦一日1万人としておきます。

 

そして感染者数の割合を計算する式は日本人の人口÷一日の感染者数ですから、

 

1億人÷1万人という計算になります。

 

ではその答えはというと、一日に感染している人の割合は、なんとわずか1万人に1人という計算になるんですよね。

  

パーセンテージにすれば、感染しているのは国民全体の僅か0,01%という数字になります。

 

これ多いですかね?

 

どう思います? 

 

 

 

そしてここ数日は

 

「一日の感染者数が2万人を突破している」

 

という事ですから、上記の計算のさらに半分の数値になります。

 

ということは、5000人に1人の割合で感染し、パーセンテージにすると0,02%の人が感染しているという事になります。

 

それでも「多い」と言えるでしょうか?

 

  

地域によっても感染割合が全く異なるのでは?

さてここでもう一度言ますが、ほんとによく考えてみましょう。

この計算から出された数値を見て、本当に感染力の高いウィルスですか?

外出自粛や時短営業などをしなければいけないくらい、それほど危険な状態でしょうか?

 

また加えて言っておくと感染者数が1万人とか2万人といっても、それは当然人口密な地域の方が感染者数は多いはずで、田舎の方に行くと感染者の割合はさらに減るはずです。だとしたら、田舎の方では5万人とか10万人に1人くらいの割合いでしか感染していないことが想像できるのですが、こうした数値を確認してみてどう思いますか?

 

姫路方面に住んでいる僕は直接の知り合いで罹患した人はただの一人もいないのですが、5000人に1人とか、1万人に1人の割合でしか罹患しないのだから、知り合いに罹患している人がいないのも当然のように思うのですがどうでしょうか?

 

「感染爆発」は正しく捉えた報道の仕方ですか?

人それぞれ感じることは違うので、なにが正解かはもちろん違いはあると思いますが、僕の感覚で捉えるなら、今回のウィルスは全く感染力は強くないし一日2万人の感染者数があったとしてもとても「爆発」という表現には値しないと思いますが皆さんの捉え方ならどうでしょうか?

 

こういう単純な計算もしない(わざとに報道していないのか?)でただ日々の感染者数だけ報道するメディアや行政の姿勢。そしてそれを何も考えないで受け止める多くの一般の方々。僕はどちらにも問題があり過ぎるように感じますがどうでしょうね~。

流れてくる情報をただ受け止めるのではなく、きちんとデータを分析し、自己判断していける人がもっと増えるべきでしょう。

 

なにを基準にワクチン接種の是非を判断すべきか?

またワクチンについても少し書いておきますが、僕ならワクチンを打つべきか打たないべきかを考えるとき、ワクチンの安全性や信頼性は一旦置いておいて、「自己免疫力で対応できるウィルスかどうか?」まずはこの点を判断基準にして考えます。

なぜなら人間の免疫力で対応しきれないほどの感染力を持ったウィルスなら、ワクチンを始めとした現代医療の助けも確かに必要かもしれないからです。

だからこの基準で考えると、具体的には毎日5%とか10%くらいの感染者数が出ているなら、どかで一気に感染が爆発して歯止めが効かなくなる可能性が本当にあるわけで、ワクチンも考慮に入れればいいと思いますし、行動自粛や時短営業などもやむを得ないように思います。場合によってはロックダウンもやむを得ないでしょう。それなら納得します。

 

しかし先ほどの計算で出てきた感染者数の割合で見れば、そもそもワクチンなど打たなくても、自己免疫力で十分に対処できる程度の感染力しかないように見えるのですがどうでしょうか?さらに重症化している人の割合も罹患者数から見てわずか1,6%という事ですから、危険性についても高いということも言えないと思うのですが。

 

じっさいに重症化している人は、

  • 既往症を持っている
  • 最近大きな手術をした
  • きつい薬を飲んでいる
  • 高齢者

という特徴があるわけで、つまり免疫が低下している人に限られている可能性が高いことがこのことからも分りるので、どちらかというとワクチンに頼った対応より、免疫力を上げる為の生活習慣に的を絞って情報発信していく方が理にかなっていると思います。なのにワクチン接種だけ異常に勧めて他の対策については自粛しか言わないのは、それこそおかしいと思いますが一体どうなってるんでしょうね。

ここは絶対に疑問に思うべきです。

 

「健康は自己責任」という基本に立ち返りましょう

そもそもですが、感染症にしろ生活習慣病にしろ、「自己責任」と「自己管理」が大前提にあるはずで、行政や病院に任せて自分は何も努力しないというのも違うと思うし、行政や病院が「感染症は私たちが何とかします」というものでもないと思います。

何故か責任を請け負う所まで歪んできているように思うし、それが今のこの混乱した状況を生み出している原因であるように思えてなりません。なので基本に立ち返って「健康は自己責任」という所をみんなでもう一度認識し直すべきだと思います。ほんと色んなところが狂ってるから、表題のとおりデータをよく見て自分の頭で考えてみることをぜひやって頂きたいなと思います。

 

なお免疫力の高め方ですが、

  • よく休み(早く寝ましょう)
  • 栄養をしっかり摂り
  • 腸内環境を整える

という当たり前の事をきっちりやった方が良いです。そりゃ仕事とかで難しい人がいるのも分りますが、でもこういったことをやるだけで全然違うんだから、何とか頑張ってやってみましょう。その上で感染したり重症化リスクが高そうに自己を判断される方はプラスアルファの方法を自分でちゃんと探して、自分で納得したうえで健康管理されるのが良いと思います。それが、病院や行政を頼る前に最低限行うべき義務だと僕は思います。

そこまでやっても感染してしまった時に、はじめて「助けてください」というのが本来の筋ではないでしょうか。 

 

最後になりますがシオノギ製薬さんがインフルエンザに関する医療データを出していくれているので参考までにリンクを貼っておきます。こういうデータと比較しながら、ご自身の頭でぜひ色々考察してみてください。自分で考えないとだめですよ。

 

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